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家族葬増加の理由は少子化やお付き合いも関係

ご近所づきあいが濃厚であった昔は、地域とのお付き合いは深く、何かにつけて皆で支え合ってきました。
おめでたいこともお葬式などの時も、地域が家族同様に力を合わせていた時代はすでに過去のことです。
今でもご近所づきあいはあるにしても、昔ほどの頻繁で密度の濃いお付き合いではありません。
地域のコミュニティーがなくなったわけではないものの、昔と比べたら現代の方がお付き合いはクールです。
生まれた土地で育ち主食して産業を盛り上げていくような、生まれ育ったエリアに強い執着と情熱を皆で持つという傾向はありません。
その中で家族葬を選択するケースは増えてきており、シンプルでも温かいお葬式を出すことができます。
加えて家族葬が選ばれるようになった理由は、現代日本が向き合わないといけない課題の一つとなった少子高齢化です。
兄弟が6人も7人もいたのが当たり前の昔とは異なり、少子化で兄弟がないこともあります。
お葬式を出すにしても、費用面で1人の負担が大きくなります。

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